県下の動き−演説会・集会

総選挙での党躍進訴え【23.05.30】

本村議員迎え集い 亀山

命・尊厳守る社会へ
亀山市で28日、日本共産党の本村伸子衆院議員を迎えた、党後援会の「新緑のつどい」が開かれ、本村氏が「命や尊厳を大切にする社会をつくるために、解散・総選挙で党の躍進を必ず」と訴えました。
つどいには会場いっぱいの参加者が集まり、歌の合唱やピアノ演奏で和やかな雰囲気で行われました。
本村氏は、亀山市に県内駅ができる予定のリニア中央新幹線について、地上を通る場合の立ち退きや騒音、日照権などの問題に触れ、「市はリニアよりも物価高騰から市民の暮らしを守る施策に税金を使うべきだ」と訴えました。
本村氏は、国立病院機構の基金や復興特別所得税などを軍事費に回すことを可能にする「軍拡財源法案」など、五つの悪法が強行されようとしている国会の状況を説明。「軍事費は湯水のように使うのに、先進国で最低の保育士配置基準の改善や暮らし、医療・介護、年金を後回しにする政治を変えないといけない」と強調しました。
入管法改悪の問題では、現状でも在留資格のない外国人の子どもに保険証がなく病院に通えない、難民認定申請がほとんど通らないなどの問題があると指摘。法案が通れば強制帰国される危険性があると懸念を示し、参議院では野党4会派が改正案を共同提出したことを報告。「命と尊厳が大切にされる社会にできるように全力を尽くす」と訴えました。
吉田紋華県議は、県議会でリニア中央新幹線の建設促進期成同盟総会への県議派遣に反対したことなど報告。6月の初めての一般質問で、大学生への県単独の給付制奨学金の創設や、リニアより公共交通の充実を訴えることを述べ「若者が大切にされる社会は全ての人が大切にされる社会」と訴えました。
服部孝規、福沢美由紀両亀山市議は、物価高騰対策として上下水道料金引き下げや学校給食無償化を市に求め、給食費の一部補填(ほてん)が実現の見通しであると報告。車椅子を利用する子どもの親から、「通学を予定している特別支援学校に通うバスに車椅子で乗車できないと言われ困っている」という相談を受け、吉田県議とも連携して県へ要請し、県教委から今年度中に車椅子で乗車できる低床バスを購入すると回答があったことを話しました。
つどいに参加した50代の人は「リニアは周りに欲しいという声もなく近くにできたらと不安。復興予算などを軍事費に回す話も恐ろしい」。70代の人は「共産党はいつも一生懸命頑張ってくれていて期待しています」と話しました。

Share (facebook)

▲ このページの先頭にもどる