九条の会・津が講演会【23.05.28】

軍拡より対話で解決

津市で27日、九条の会・津が憲法講演会を開催し、約70人が参加して世界情勢から平和運動の在り方まで幅広く学びました。
神戸女学院大学名誉教授の石川康宏氏が「9条こそ平和をつくる力」と題して講演。日本国内に原発が密集し、エネルギーも食料も自給できない日本は「戦争に耐えられない国」であることを述べ、中国など、敵をつくる軍事同盟や軍拡よりも、全ての国を包み込み、話し合いで解決する平和の共同の重要性を指摘。「安保3文書」の撤回や核兵器禁止、憲法を生かす国づくりを訴え、平和運動の中で自らの言葉で語る大切さを強調しました。
参加者から「アジアの平和の共同の取り組みや、日本が9条に基づいて率先的に平和の役割を果たしていくべきだという話は目からうろこ」「中国と敵対するのは愚策という話にはわが意を得たり」などの感想が寄せられました。