県下の動き−演説会・集会

桑名 川田氏迎え平和学習会【23.07.24】

安全保障 外交で可能

桑名市で23日、日本共産党桑名市委員会が川田忠明党中央平和運動局長を迎えて、党の外交・東アジア平和構想の学習会を開催し、約40人が参加しました。
川田氏は、植民地体制崩壊以降の民主主義と人権、平和の国際秩序の発展を強調。「岸田首相は『ウクライナは明日のアジア』といい、抑止力を強調するが決してそうではない」と指摘。ASEANの平和の枠組みにより35年間軍事的衝突が起きていないと述べ、「アジアで外交による安全保障は十分可能であり、今こそ憲法9条が生きる」と訴えました。
また、日本共産党が日中両国間の紛争回避を求める提言を日中両政府に申し入れたことも紹介し、「アメリカいいなり」からの脱却が必要と訴えました。
参加者から、日本の原発が北朝鮮からミサイル攻撃を受ける危険性について質問がありました。川田氏は「ウクライナ問題の教訓の一つは、紛争になれば原発が狙われるということ。密集した原発を持つ日本は、そういう意味でも軍事でなく平和の準備、北朝鮮との外交ルートの確立こそ大事」と答えました。

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