政策と見解−県・市・町の動き
三重・鈴鹿 景気回復は所得増で【13.06.12】
佐々木氏・中川氏訴え
日本共産党の佐々木憲昭衆院議員を迎えた党演説会が8日、三重県の鈴鹿市文化会館さつきプラザで開かれました。会場は佐々木氏の訴えを力に参院選への活動を強め、何としても比例5議席を勝ち取ろうと熱気にあふれました。
佐々木氏は、円急騰、株価急落などで自民党の中からも「安倍さんのやることはうまくいかない」との声が上がる最近の情勢を紹介し、一握りの大資産家や海外投資家だけがもうかる「アベノミクス」の危険な本質を詳しく指摘しました。
その上で佐々木氏は「日本の経済をよくするためには、国民の購買力を増やすことに軸足を置いた政策が必要」だとし、内部留保の活用など、その主張が現実政治にも影響を与えている党の景気回復策を紹介。「財界中心」「アメリカいいなり」のゆがみを正す日本共産党へのいっそうの支援を訴えました。
演説会には中川たみひで参院三重選挙区予定候補も駆けつけ、生活必需品の値上げに苦しむ県内中小業者の切実な声を紹介して「アベノミクス」を批判。また、憲法改悪に危機感を抱く県民の声も紹介し、改憲策動と正面からたたかう決意を表明しました。
(「しんぶん赤旗」2013年6月12日付けより)
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