政策と見解−県・市・町の動き

災害時の道路安全策を 【13.09.28】

台風18号 死亡事故で市に要請

 台風18号による大雨のなか、三重県津市芸濃町の安濃川沿いで名古屋市の母子が流され、20日に遺体で発見された事件に関わって、日本共産党津市議団(藤本智子代表、4人)は24日、道路の安全対策などを前葉泰幸津市長に申し入れました。

 亡くなった2人は大阪へ向かっていましたが名阪国道が不通となったため、カーナビゲーションを頼りに県道42号(津芸濃大山田線)に迂回し、被害にあったものと思われます。同道路は県道といっても川沿いの狭い山道で、地元の人が荒天時に通ることはありません。以前は芸濃支所の市職員が通行規制などの措置を取っていました。

 申し入れで同市議団は、大雨や災害時の道路の安全対策を講じることや、迂回路の指示や通行止めなどの交通規制に速やかに対応できる体制を確立することを求めるとともに、避難勧告などを真に必要な地域に発令できるよう基準を見直すことや、災害時に必要な体制が整えられるよう市職員の削減計画を見直すことなども求めています。

(「しんぶん赤旗」2013年9月28日付けより)

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