政策と見解−県・市・町の動き
サミット開催 県民の不安に対処を【16.04.27】
三重 共産党が知事に要請
伊勢志摩サミット開催まで1ヶ月となる中、日本共産党三重県委員会は25日、県民から直接聞いた不安や疑問の声を取り上げ、15項目にわたる申し入れを鈴木英敬知事あてに行いました。
大嶽隆司県委員長、岡野恵美、山本りか両県議、萩原量吉元県議が県庁内で、石垣英一副知事に申し入れ文書を提出しました。
岡野、山本両県議は、サミットが真珠養殖の玉入れの時期であり、仕事の手配のためにも一刻も早い情報の提供と調整が求められており、損失が出た場合の補償も要望。「伊勢志摩サミット宿泊予約センター」が営業せずに調整するだけで仲介料を10%も取るのは高すぎるという宿泊施設の声も伝えました。
テロ対策が呼びかけられ、検問の演習や警備など、今でも物ものしい雰囲気で観光地として痛手であることもあげ、対応を求めました。道路の整備や改良工事などで激しい渋滞が起き、観光や地域生活に影響がでていることも伝え、交通規制など余裕をもった周知を求めました。
申し入れを受けて石垣副知事は、「県民にお願いすることもあるかもしれないが、理解が得られるよう丁寧に説明していきたい」と答えました。
(「しんぶん赤旗」2016年4月27日付けより)