政策と見解−県・市・町の動き

同性パートナー 伊賀市も【16.04.02】

三重 認定は全国3例目

三重県伊賀市は4月から、多様性を尊重するまちづくりの一環で、同性カップルをパートナーとして認定する公的書類を発行。同様の取り組みは東京都渋谷区、同世田谷区で行われており、全国で3例目となりました。

 市は、同性カップルから互いを人生のパートナーとする「宣誓書」の提出を受け、市長名で「受領証」を交付します。受領証を取得すれば、市営住宅に入居を申し込む際や、市立病院での病状説明、手術の同意などで家族同様の扱いを受けることができます。

 制度運用は世田谷区と同じように、条例ではなく、事務に関する要綱の整備で対応します。市は今後、同性カップル向けの相談窓口の設置や市職員への研修などを行います。民間への啓発活動も進め、雇用や医療などの分野での配慮を働き掛ける方針です。

(「しんぶん赤旗」2016年4月2日付けより)

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