選挙情報−地方選挙
亀山市議選が告示 リニアより暮らしに【14.10.21】
服部・福沢両氏が市政批判
三重県亀山市議選(定数18、4減)が19日告示(26日投票)され、日本共産党からは服部こうき(62)、福沢みゆき(50)=ともに現=の両氏が現有2議席の確保をめざして立候補しました。選挙戦には新人2人、元職1人を含む19人が立候補。党派別は日本共産党の2人と自民1人、公明2人、無所属14人です。
出発式で服部候補は、30年先にあるかないかの事業に14億5千万円もため込んでいる「リニア中央新幹線亀山駅整備基金」を批判し、「今の市民の暮らしを守るためにこそ使わせよう」と訴えました。
福沢候補は、子息が交通事故で生死の境をさまよった体験を語って命の大切さを強調し、「若者の命が奪われる可能性を許すわけにはいかない」と集団的自衛権行使容認を強く批判。国民の命第一で平和を守る日本共産党への支持を訴えました。
党北勢地区の中野武史委員長は、今回の市議選は定数が大きく減らされた中での少数激戦で、大幅な得票増が求められると強調。他陣営が「共産党は大丈夫」と票切り崩し攻撃を強めていることも指摘し、最後まで支持を広げ切る攻勢的な選挙戦を呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2014年10月21日付より)