選挙情報−地方選挙
「県民第1の三重に」【15.02.18】
知事選 藤井氏が会見で決意
日本共産党も参加する「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」(辻井良和会長、23団体)は17日、3月26日に告示される三重県知事選(4月12日投票)に同会事務局長の藤井新一氏(56)=新=を擁立すると発表しました。
三重県庁で会見に臨んだ藤井氏は、現県政を「安倍政権の政策そのままに格差を広げ、県民の暮らしを不安に追いやる県政」だと指摘し、「県民の暮らし・いのち・平和を第1にした県政」への転換を目指す決意を表明しました。
藤井氏は、詳しい政策は近く発表するとした上で、ブラック企業規制条例や福祉医療費の窓口無料化、特別養護老人ホームの建設、介護職員の処遇改善へ直接補助制度、高すぎる国保料・介護保険料の負担軽減、原発に頼らない自然エネルギーでの地域経済活性化などを挙げ、「県としてできることに全力で取り組む。全国14位の財政力を県民の暮らしと安全のために活用することこそ政治の役割」だと強調しました。
会見は辻井会長と日本共産党の大嶽隆司県委員長が同席しました。
知事選には、すでに現職の鈴木英敬知事(40)が自民、公明両党の推薦を受けて再選への出馬を表明。民主党は独自候補の擁立を断念しています。
(「しんぶん赤旗」2015年2月18日付けより)