暮らし第1の県政へ【15.03.03】

三重県知事選　ふじい予定候補が決意

　「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」は2月27日、三重県知事選（3月26日告示、4月12日投票）に向けた政策発表会を津市のサンワーク津で開催しました。同会の知事予定候補・ふじい新一氏（５６）＝新＝が政策の要点を解説しました。

　ふじい氏は、三重県の財政力指数は全国15位なのに老人福祉費が全国41位、医師数（人口比）が37位など福祉や医療の指標が軒並み低い実態を解明し、「今の知事には県民の暮らしが見えていない」と指摘。?県民のいのち・暮らし第１の三重県政へ?安倍政権の暴走にストップ?憲法をいかし、安心・希望の三重を−の「３つの転換」を訴えました。

　重点政策として、ふじい氏は「財政規模にふさわしい医療・介護、福祉の三重を」など「５つの安心」を提起。特に「『ブラック企業規制条例』の制定」「子ども・障害者・一人親家庭の医療費の窓口無料化」を挙げ「ぜひやりたい」と力を込めました。

　参加者からは「暮らしにくい県だというのは実感しているが、三重がいかに遅れているかをもっと知らせてほしい」などの意見が出されました。

　日本共産党県議予定候補の山本りか（四日市市区）、岡野恵美（津市区）、内藤こういち（伊勢市区）の３氏も会場に駆け付け、ふじい氏とエールを交換しました。

（「しんぶん赤旗」２０１５年３月３日付けより）