選挙情報−地方選挙
県民の暮らし第1へ【15.03.27】
三重 ふじい候補が訴え
三重県知事選が26日告示され(4月12日投票)、日本共産党も参加する「県民本位のやさしい三重県政をつくる会」(23団体)から、ふじい新一氏(56)=新=が立候補しました。
津市のセンターパレス前の出発式では「やさしい会」の辻井良和会長や県民医連の宮崎智徳副会長、県農民連の川辺仁造会長、民主青年同盟県委員会の出口洋介委員長が、ふじい候補当選に全力を挙げる決意を述べました。
日本共産党からは岡野恵美県議予定候補(津市区)があいさつ。安倍政権の「戦争する国」づくりと政権に忠実な鈴木英敬現知事を厳しく批判し「日本共産党は平和を守るためにも、ふじいさんを知事にしようとしている」と強調。県議選での議席奪還への決意も述べ「ふじい知事といっしょに県議会で働かせてほしい」と訴えました。
式では志位和夫委員長からの激励メッセージも披露されました。
ふじい氏は、県民生活の厳しい実態を示して「県政が果たす役割は県民が安心して仕事をし、豊かに暮らせる社会をつくること」だと強調し、「県民の命と暮らし第1へ」「安倍政権の大暴走をストップさせる」「憲法を生かした地域再生」の三重県政「三つの転換」を訴えました。
具体的政策で、ふじい氏は「ブラック企業規制条例の制定」や「子ども医療費窓口無料化」などに全力を挙げるとし、「『政治を変えてほしい』との思いを私に託してほしい」と力を込めました。選挙戦は、ふじい候補と、自公が推す現職との一騎打ちです。
(「しんぶん赤旗」2015年3月27日付より)