選挙情報−地方選挙

「オール与党」変える 三重【15.04.01】

いっせい地方選の前半戦の県議選が3日告示されます。

 三重県議選(総定数51)で日本共産党は津市区(7)で岡野恵美(62)、四日市市区(7)で山本りか(57)、伊勢市区(4)で内藤こういち(50)の新人3予定候補が、議席奪還、県議空白克服をめざします。

 同県議会では現在、自民と民主系会派の勢力が伯仲していて、どちらが最大会派になるかが選挙の焦点だとする報道機関もありますが、県政の中身は2議席確保を狙う公明も含めて事実上の「オール与党」。どの候補も県民不在の政治姿勢は同じです。

 日本共産党が議席を失ってからは、「子ども・一人親家庭・障害者の医療費窓口無料を求める請願」に紹介議員の成り手がないなど、県民の切実な願いが議会に届かなくなり、党派を超えた県民の間に「やっぱり共産党の議員が必要」との声が広がっています。

 安倍政権の暴走への怒りも強く、党が進める「声の全戸訪問」でも「『戦争だけはやめてほしい』と訴えられ、対話が途切れなかった」などの経験が数多く報告されています。

 県党では「大きく広がる党躍進の可能性をくみつくすには、やるべきことをやり尽くす党の側の攻勢的な働きかけが必要」だと、支部・後援会に総決起を呼びかけています。


(「しんぶん赤旗」2015年4月1日付けより)

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