選挙情報−地方選挙

県民守る党議席必ず【22.11.02】

県議再選・市議3議席を

四日市の党支部集い 山本県議が訴え

来春の三重県議選四日市市区(定数7)で再選をめざす日本共産党の山本りか県議(64)は10月29日、党桜支部主催のつどいに参加し、「県民の目線で命と暮らしを守れと訴える党の議席」と呼びかけました。四日市市議選では現有2から3議席を目指しており、新人の三浦ひでのり候補(50)が訴えました。
つどいは30人余りが参加。尺八の演奏もあり和やかな雰囲気で始まりました。
山本氏は、コロナ禍やや物価高などの問題で無為無策の岸田政権を批判し、「県政は国いいなりで、困窮する県民の暮らしに目を向けていない」と強調。18歳までの医療窓口無料、子どもの国保料無料、高校まで給食費無料の「3つのゼロ」などの公約を表明し「県民に優しい県政をつくろう」と呼びかけました。
リニア中央新幹線の問題では、採算性がなく、市内の大深度地下をトンネル工事すれば地下水など環境にも多大な影響を与えることを指摘し、「県はリニア計画推進より住民のための路線バスを増やせ」と訴えました。
三浦氏は、東日本大震災を機に故郷の四日市市に戻り、自然栽培の農業を営んでおり、「培った経験を市政にも広げたい」と立候補を決意。「国葬やリニアなど、市民の声が届かない政治を変えるためにも、みなさんの声を議会に届けたい」と表明しました。
参加者から「山本さんが県議会で孤軍奮闘しているのではと心配」との声が上がりました。山本氏は、国葬反対のSNS発信の「8割が隣の大陸」とツイッターに投稿した小林貴虎県議(自民)の辞職勧告決議を巡り、民主系会派とも共同し、可決まで1票差まで迫ったことを紹介。一方で1議席では議案の修正案を提出できないことも語り、議席増の必要性を訴えました。
参加した女性(72)は「リニアが地下を通ることなど、具体的な話は初めて聞き、よくわかった。共産党は計画を止められるよう頑張ってほしい」。女性(73)は「山本さんに引き続き県議に、三浦さんも市議になってほしい」と話しました。

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