選挙情報−地方選挙
地方選候補先頭に熱く(四日市市)【23.02.17】
大軍拡阻止へともに
三重県議選(四日市市区・定数7)で再選をめざす日本共産党の山本りか県議は14日、三浦ひでのり四日市市議候補とともに市内で開かれた後援会のつどいに参加し、「戦争か平和かの分岐点で、大軍拡反対を正面から訴える共産党に力を貸してください」と呼びかけました。つどいには20人余りが参加しました。
山本県議は、岸田政権の安保3文書は「専守防衛」を投げ捨てるものだと批判。幼いころに祖父母から聞かされた四日市空襲の悲惨な状況や、自身が教員時に「この子たちを戦場には送らせない」と生徒と関わってきたことなど、平和への思いを語りました。
県議選では新人の吉田あやか県議候補(津市区・定数7)とともに勝利し、2議席への前進で「県民の暮らしを守る」と決意表明。消費税引き下げや介護保険充実を求める請願に背を向ける県議会の実態を報告。統一協会の問題では、市内選出の自民党県議3人全員が関連団体の行事に政務活動費を使って参加するなどの関わりを指摘しました。
三浦候補は、市内地下を通る可能性のあるリニア中央新幹線について、将来的に残土処理や水漏れで市民生活に多大な影響が出かねないと指摘し「子や孫のことを考えることが政治の役割」と訴えました。
参加者から「戦争が起こりそうで怖い」「戦前のような翼賛体制をつくらせないためにも共産党の役割が重要」などの声が出されました。
50代の参加者は「電気代が高騰しているときに、膨大な電力を消費するリニアを作っている場合かと思う。統一協会の問題も身近な所にあることに驚いた」。90代の参加者は「兄がインパールで戦死しており、戦争のつらさを痛感している。山本さんと三浦さんに頑張ってほしい」と感想を話しました。