選挙情報−地方選挙
“人生かけ決意”議席復活を【23.03.29】
三重県議選津市区吉田あやか候補
三重県議選で複数議席復活をめざす日本共産党は前回議席を失った津市区(定数7)で新人の吉田あやか候補(25)を押し上げようと全力をあげています。
同区では自民が現職1人と新人2人を擁立、国葬に関わるSNS投稿で辞職勧告決議案まで出された小林貴虎氏が無所属で出馬を予定し、現有3から4への議席増を狙っています。公明は1人、新政みえは3人の現職が立候補予定で2人はみだしの激戦です。
2月議会で自民、公明は コロナ対策強化やオスプレイ明野駐屯地飛来差し止め、統一協会との癒着究明を求める請願に反対。今回の選挙戦では、まさに大軍拡や生活犠牲、統一協会とずぶずぶの自民党を伸ばすのか、それにきっぱり反対する共産党議席を復活させるのかが問われています。
8年前の県議選で共産党が山本りか県議(四日市市区)と岡野恵美氏(津市区)の2議席を獲得し、子ども医療費窓口無料の道を切り開きました。くらしを守る議席奪還をめざす吉田氏に各陣営が危機感を持ち、5候補が連日宣伝カーを運行させています。
党支部と後援会は当落線上の接戦を勝ち抜く臨戦態勢で連日行動。看護師出身の吉田氏は、「命をないがしろにする政治を一緒に変えよう」「戦争反対、暮らしや平和を守りたいという思いを託してください」と、ジェンダー平等や子育て支援を訴え、支持を広げています。医療から政治へと活動の場を移した吉田氏の決意に地域の党員も励まされ奮起。白塚支部長の正路勝さん(78)は「吉田さんの人生をかけた決意、涙が出るほどうれしかった。絶対この選挙は勝たなあかん」と、450人の後援会訪問や担い手増やして奮闘しています。