4市で7人、改選比2増【23.04.25】

津補選で議席を奪還

三重県では4市で8人が立候補し7人が当選しました。津市で元職が議席回復、鳥羽市で初の複数議席を獲得し、改選時比2議席増となりました。
県都・津市議補選（定数2）では、県議選勝利を追い風に、元職の滝勝弘氏が1万6,006票（得票率24・81％）を獲得し、2位で昨年失った議席を奪還。現有1から2議席へ前進しました。滝氏は24日朝、吉田あやか県議、中野裕子津市議とともに街頭で選挙結果を報告。政治と統一協会との癒着や暴力や利権で市政をゆがめることを許さないとの訴えに「立場は共産党とは反対だが不正を正す滝に入れる」などと党派を超えて期待が寄せられたことを述べ、公約実現への決意を語りました。
前回12票差で複数議席獲得を逃した鳥羽市（定数13、1減）では、現職の戸上健氏が6位、新人の中村浩二氏が次点と4票差で最下位当選し、初の複数議席を確保しました。両氏の合計得票は1,142票（得票率11・25％）で前回33票減（得票率同数）。
15人オーバーの多数激戦となった四日市市議選（定数34）では、現職の太田のり子、新人の村上さとる両氏が当選し、三浦ひでのり氏は及ばず、現有2議席を獲得しました。3氏の合計は5,533票（得票率5・36％）で前回から45票減（同0・15ポイント増）。
鈴鹿市議選（定数28、4減）では、現職の石田秀三、高橋さつき両氏が現有2議席を確保。両氏の合計は5,445票（得票率7.74％）で前回から1票減（同0・45ポイント増）。「共産党は候補者を絞ったから大丈夫」との声をはね返しました。