政策と見解−県・市・町の動き
三重県教育長と懇談【14.05.14】
党県委「教育委」アピール届け
日本共産党三重県委員会は12日、三重県庁に山口千代己教育長を訪ね、党が発表したアピール「安倍政権の『教育委員会改悪法』に反対する国民的共同をよびかけます」を手渡し、懇談しました。党からは大嶽隆司委員長、萩原量吉副委員長、山本りか県議予定候補(四日市市区)らが参加しました。
萩原副委員長は「政府の『法案』は、政治権力が教育を支配しようという、大変な中身。教育の現場をよく知っていただいている教育長だから、『まさかこんなことができるか』という方向でがんばってほしい」と訴えました。
山口教育長は、教育委員会改革の基本方向として党が示した「教育委員たちが保護者、子ども、教職員、住民の不満や要求をつかみ、自治体の教育施策をチェックし、改善する」などについては「そのとおりだと思う」としましたが、政府の「法案」そのものに異論を唱える姿勢は示しませんでした。
党側は、アピールを教育委員長や委員にも読んでもらい、党と率直な意見交換ができる場をつくるよう山口教育長に重ねて求めました。
(「しんぶん赤旗」2014年5月14日付より)