政策と見解−県・市・町の動き
三重 議会活動の強化を【14.05.17】
党県委が全県議員会議
日本共産党三重県委員会は14日、津市内で全県議員会議を開きました。午後からは議員研修会として党中央文教委員会の藤森毅氏が「『安倍教育改革』の暴走と矛盾」と題して講演。教育問題に関心を持つ党員も多数参加しました。
藤森氏は「『戦争できる国』へつながる道として乱暴に教育を政治支配する安倍政権のたくらみに大変な危機感を覚える。戦後民主主義の“終わりの始まり”にならないかと保守層からも危惧の声が上がっている」と強調した上で、党が発表した教育委員会問題アピールに沿って、安倍政権の狙いと問題点、党が考える教育委員会の本来の役割などを解説しました。
地方議員と教育との関係について藤森氏は「政治介入はいけないといっても『何も言えない』ではない。意見は言うべき」だとし、議員が教育委改革に積極的に関わる必要性を指摘しました。
大嶽隆司県委員長が「支持率は高いが中身は極めてもろい」安倍政権の特徴と、国民との矛盾が深まる中で「一点共闘」の条件が広がる情勢を報告。参加議員からも、政権への批判や不安の声が広がっている地域情勢が語られ、「赤旗」紙面を活用した議会活動の強化などが話し合われました。
(「しんぶん赤旗」2014年5月17日付より)