政策と見解−県・市・町の動き
オスプレイ事故「心配」 来月の日米訓練に副市長【19.01.27】
三重・伊勢 党が中止求め要請書を提出
三重県の日本共産党南部地区委員会は24日、伊勢市役所を訪れ、鈴木健一市長に「自衛隊明野駐屯地におけるオスプレイ飛行と機体整備の中止」を求める要請書を提出しました。
谷中三好南部地区委員長、楠木宏彦伊勢市議が藤本亨副市長に提出しました。
伊勢市の陸上自衛隊明野駐屯地で米海兵隊との共同訓練が予定され、2月4,5両日にオスプレイが飛来し、夜間訓練も行われる計画です。
要請書では、△訓練と機体整備の中止を政府に求める △オスプレイの飛行ルートや騒音などを調査し市民に公表する △今後オスプレイの基地として利用されないことなどを求めています。藤本副市長は、「事故やトラブルを起こしているオスプレイの飛行は心配している」と述べ、市に飛行ルートなどが知らされていないとし、「安全性を確実に取ってもらい、情報の開示もしてもらい、市民が安心できる状況をつくっていきたい」と話しました。
楠木市議は「近くに学校もあり、住宅地も密集している。オスプレイは事故率が高く、騒音もひどい。訓練中止へ声を上げ続けていきたい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2019年1月)