政策と見解−中央委員会の「政策と活動」

北朝鮮のロケット発射に抗議する 志位委員長が談話【23.05.31】

外交ルート確立と対話による解決の努力を求める

日本共産党の志位和夫委員長は31日、「北朝鮮の口ケット発射に抗議する―外交ルート確立と対話による解決の努力を求める」とした話を発表しました。
一、政府は、北朝鮮が、31日午前、「弾道ミサイルの可能性があるもの」を発射したと発表した。北朝鮮政府は、「軍事偵察衛星」の発射を行い、黄海上に墜落したと発表した。「弾道ミサイル」であれ「衛星」であれ、「弾道ミサイル技術を使った発射」は、累次の国連安保理決議で禁止されているものである。
日本共産党は、国連安保理決議に違反した北朝鮮によるロケット発射に強く抗議し、さらなる発射を繰り返さないように厳重に求める。
一、わが党は、4月13日の談話で、日本政府が今やるべきは、北朝鮮の軍事的挑発のエスカレートを抑え、問題を外交的に解決するための実効あるとりくみであること、北朝鮮との外交ルートの確立こそ急務であることを強調した。
この点で、この間、岸田首相が、「首脳会談を早期に実現すべく私直轄のハイレベルで協議を行っていきたい」と表明(27日)したのに対し、北朝鮮が「朝日両国が互いに会えない理由はない」(パク・サンギル外務次官)とのべたことに注目している。
日本政府に対し、北朝鮮との外交ルートを確立し、日朝平壌宣言にもとづいて両国間の諸懸案の解決をはかるための対話の努力をはかることを、重ねて強く求めたい。

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